今回はなんと、ジャガイモ~ワセシロ~です。ジャガイモがプランターで栽培できることは、あまり知っている方は少ないと思いますが、プランターでも簡単に栽培できますよ!
準備
ホームセンターで下記の資材を準備する。
※種いもの購入時の注意と処理
種いもはウイルス病におかされている可能性の最も低い高冷地(北海道など)にものにしましょう。そして、良い種いもは全体的にふっくらしていて、芽の出ていないものです。
◎種いもの処理方法
種いもは植える前にどれにも必ず芽がつくように切り、切り口が腐るのを防ぐため切り口に灰をつけるか、切り口を上にして日陰干しにします!
◎種いもを切る目安(切ったいもに必ず芽が1つはあるように!)
・種いも100g以上→4つに切る
・種いも60~80g→2つに切る
・種いも30~40g→そのまま
①購入したプランターに軽石を敷き詰めます。
②敷き詰めた軽石の上から、プランター培土をザッと流し入れます。
※追肥のいらない野菜の栽培の時、このプランター培土を使うと有機複合肥料入りなので、肥料を買わなくてすむので、オススメです。なによりも、有機栽培が簡単に出来ます。
③いよいよ種いも植えです。ジャガイモは大きめのプランターに3つ植えます。そして、上から培土を入れて軽く踏んであげます。
《♪ジャガイモの植え付けのポイント♪》
ジャガイモは植えつけるときには、切り口の部分を下にして植えるようにしましょう! そして、植えつけて上から土をかけた後に上から踏みつけてあげると、肥料の吸収と水もちがよくなります
④最後にプランターの穴から水が出るくらい多めに水をあげます。
やっと、芽がほんの少し見えてきました。
メイクイーンと比べるとワセシロは初期生育が遅いのがわかりますね!”早生”というだけあって、生育も他種と比べると早いのかと思っていました!びっくりです☆☆☆
1週間であっという間に大きくなりましたね。
収穫時期には、どのくらいまで大きくなるのかな??
間引き
本日は、『間引き』を行いました。
上の写真が間引き前で、下の写真が間引き後です。間引きをして、プランター内の密度が低くなったのが、わかりますか? 元気そうな茎1本を残して、残りは全て取ってしまいます。
《♪ジャガイモの植え付けのポイント♪》
ジャガイモは、間引きをしてあげることにより実の部分が大きくなります☆☆☆ 間引きの仕方は簡単です! まず、地上部に出ている茎の本数を調べます。その次に、一番良さそうなものを1本選んでそれ以外はすべて抜いてしまいます。
※間引く際に、種イもを押さえながら間引きをしてあげてください。
前回から約1ヶ月経ちました。
地上部の高さも前回とは比べ物にならないくらい成長しています。あと、どれくらい大きくなるのかな~?? 楽しみです。
このプランター栽培と同じ日に畑にもジャガイモを播種したのですが、畑のほうが大きくなっています。
やっぱり、作物は根の張りが良いほうが地上部も大きくなるのですね。
《♪ジャガイモの植え付けのポイント♪》
このくらい育ってくると、必ずといってもいいほど”テントウムシダマシ”(ニジュウヤホシテントウ)が発生してきます。テントウムシに似ていますが、葉を食べてしまう害虫なので見つけ次第捕殺してください。
ジャガイモにつぼみがつきました!!
ワセシロは”早生”というだけあって、メークインよりも中期の生育が早いですね、地上部の背の高さ10cmくらい違います!!
(ジャガイモ)ワセシロの花が咲きました☆
紫色の小さいかわいい花が咲きました。まだ、2つしか咲いていないけど、つぼみがたくさんあるのでたくさん咲きそうです。
ジャガイモは花が咲き始めると実となるイモも大きくなってきます。この時、土が乾燥していたらたっぷりと水をあげましょう♪
花が次々と咲いてきました☆☆☆
5日前に比べて花の色が薄くなりましたが、畑のワセシロの花も同じ色なので大丈夫でしょう?!
花は1株に1かたまり咲いているという状況です。
地下部もだんだん大きくなってきているのかな?
今回、使用しているプランター培土です。
12ℓと20ℓの2種類があります。 価格・詳細はこちら
いよいよ収穫の日が来ました☆
地上部も枯れてきたので、ジャガイモを掘り出してみたいと思います。どれくらい収穫できるのか楽しみですね☆
1つのプランターで15個も収穫できました!重さにして33.8Kg。全く同じ条件でメイクイーンとワセシロを栽培しましたが、数ではメイクイーンの方が多かったですが、重さではワセシロの方が重かったです。
最後に
たった3つの種イモから30Kgを越す収量を得ることができました☆
今回使用したプランター培土は追肥の心配もなく、1つのプランターからこんなにたくさん収穫できるので、畑のない方々も気軽に家庭菜園できますね!!