今回は、9月に植えてだいたい6月頃に収穫をするたまねぎです。玉ねぎには黄色種と赤色種がありますが、今回は一般的な黄色種で行いたいと思います☆
『プランターで玉ねぎ???』と思うかもしれませんが、途中に定植してあげれば、ちゃんと育って収穫できるんですよ! 玉ねぎは、生育期間が長いので秋に播種しても収穫は春~夏になってしまうんです
準備
ホームセンターで下記の資材を準備する。
①購入したプランターに軽石を敷き詰めます。
②敷き詰めた軽石の上から、プランター培土をザッと流し入れます。
※追肥のいらない野菜の栽培の時、このプランター培土を使うと有機複合肥料入りなので、肥料 を買わなくてすむので、オススメです。なによりも、有機栽培が簡単に出来ます。
③いよいよ種まきです。
種は1つのプランターに2列の「株まき」にします。そして、上から培土を少量入れます。※上から軽く踏むことによって、種と土を密着させて発芽率を良くなります。
《♪玉ねぎの播種についてのポイント♪》
玉ねぎは発芽しにくいので、できるだけ丁寧に種まきをしましょう。そして、播種後の土かけは種 がかくれる程度に、ごく薄くかけましょう。
④最後にプランターの穴から水が出るくらい多めに水をあげます。
よ~く見ると、すこしですが芽が出てきました。
1週間でやっと発芽してきました!! 写真ではわかりにくいですが、この芽以外は全く発芽していません!
玉ねぎは発芽するのに10日~2週間くらいかかりますので、まだ少し早いかな?!
玉ねぎは発芽するまでは、土が乾かないようにワラをかけたり、(畑の場合は)ビニールでマルチします。しかし、今回使用した『プランター培土』は適度な保水性を持つのでそういったことはやらなくてもだいじょうぶです!
前回からは1日しか経っていませんが、一気に発芽してだんだん発芽がそろってきました!!
まだ、玉ねぎというよりはニラという感じがします。
プランターの土から出ているひょろひょろしたものが見えますか?これは、玉ねぎの芽が伸びた様子です!!
ヒョロヒョロ…ものすごく頼りないですが、これが後にりっぱな玉ねぎになるのです。
玉ねぎは他の作物と比べて発芽率が低いのですが、今回は(運よく?!)すべての株から芽が出ました☆☆☆
全体的に見ると、まだこんなにスカスカです。
1つの株から3~4本の苗が出てきています。
苗の本数が以前よりも増えました。
せっかく発芽した苗が枯れてしまいそうで心配ですが、温かく見守っていきたいと思います。
※玉ねぎの品種は実に様々!!
玉ねぎは黄色種と赤色種の2種類に分けられます。スーパーなどで売られているのもは黄色種と言われるグループです。黄色種の中でも最も代表的な品種は、『O・K黄』です。その他にも、9月に種をまいて4月から収穫が可能な極早生の品種の『マッハ』という品種もあります。
赤色種は主に『猩々赤』という品種で、皮が赤く中のりん片の1枚1枚の外側も赤みを帯びています。主に生食用としてサラダなどによく使われています。
ヒョロヒョロした苗の背丈がだいぶ大きくなって、しっかりしてきました。
10月といっても、まだ暑いので1日に2回水をあげています。土の乾燥には要注意です!!
中耕
全体的に苗が大きく、太くなりました!!
本日は、『中耕』と行いたいと思います。中耕の仕方は簡単です。苗とプランターの間の土を割り箸などでブスブスと耕すだけです!
根張りや水や空気の通りもよくなるので、なるべく中耕は行うようにしてください。
10月下旬よりも驚くくらいに苗が太く成長しました☆☆☆
本来ならもう植え替え時期なのですが、外が寒くなってきたので植えかえはもう少し後にしたいと思います。
アレレ???あんなに大きく成長した苗が、枯れそうになってきています。大丈夫かな?
あまりにも気温が低いので、ハウスのなかに入れてあげました。
ハウスのなかに入れたら、12月の下旬よりもほんの少しだけ苗がよくなってきました。
暖房などは全くつけていませんが、ハウスの中に入れてあげただけでのびのびと成長し始めました!!
この時期の水やりは、地表が乾いてからにしましょう。種まきから5ヶ月以上は経ちましたが、未だに1回も追肥はしていません!! 今回使用したプランター培土の中に入っている有機複合肥料の肥効の長さには本当にびっくりです!
植えかえ
外の気温もだいぶ暖かくなってきたので、苗の植えかえをしました。長さ65cmの標準プランターに4本の苗を植えました。
※玉ねぎは苗の長さが20cm~25cmで鉛筆くらいの太さのときに植えかえをするのがベストです!!
《♪植えかえ時のポイント♪》
※植えかえのときは、苗の根がまっすぐになるように植え替えす るようにしましょう。
植え替えてから5日が経ちますが、何だか苗が枯れてきちゃいました。大丈夫かな??
今年は遅霜がおりているので、霜がかからないようにハウスの中に入れてあげました。
植えかえしてから20日経ちますが、しっかりと根付いたと思います。肥料が効いてきたので、葉の緑も濃くなってきました。
地下部が少しずつ大きくなってきました☆ 手で触ってみたらまだ小さいので、もうしばらく置いておきたいと思います。
定植の時期が遅すぎたので、トウ立ちしてしまいました。玉ねぎの収穫できる合図は、葉が枯れ て倒れてきますので、葉が枯れるまで待ちましょう♪
トウ立ちは花芽ができ、それが時間とともに生育して花が咲く現象です。
今回、使用しているプランター培土です。
12ℓと20ℓの2種類があります。
価格・詳細はこちら
葉が枯れて倒れてきたので収穫を行いたいと思います☆
どれくらい大きくなったのか楽しみにしながら、抜いてみました(上の写真)。スーパーで見かけるほど 大きくはありませんが、まずまずと言ったところでしょうか?
下の写真が、土を払って2,3日日陰に干した後です。大きさは小さいですが、おいしそうにできました!
最後に
玉ねぎは「秋に播種して、春に収穫」という長期間かかる作物ですが、そのぶん収穫の喜びは大きいものです!
皆さんも是非、井関農機から発売している”プランター培土”で家庭菜園をしてみてください。