プランターでみつばの栽培に挑戦したいと思います。みつばは、1回目の栽培で株元を残しておけば2度収穫できる嬉しい作物です☆☆☆スーパーでは味わえない香り高いみつばを楽しめます。そして、栽培方法によって糸みつば、軟化みつば、根みつばの3種類が栽培できます。その中でも、カルシウム、カロチン、ビタミンCを豊富に含んでいる糸みつばがオススメです!
準備
ホームセンターで下記の資材を準備する。
①購入したプランターに軽石を敷き詰めます。
②敷き詰めた軽石の上から、プランター培土をザッと流し入れます。
※追肥のいらない野菜の栽培の時、このプランター培土を使うと有機複合肥料入りなので、肥料を買わなくてすむので、オススメです。なによりも、有機栽培が簡単に出来ます。
③いよいよ種まきです。みつばは1つのプランターに2列の「筋まき」にします。そして、上から培土を入れて軽く踏んであげます。
※上から軽く踏むことによって、種と土を密着させて発芽率を良くなります。
④最後にプランターの穴から水が出るくらい多めに水をあげます。
播種後6日です。
どうですか? 発芽してきた芽が見えますか?
遅くなりましたが、ここで発芽率を良くするポイントです
みつばは、播種前に種を一昼夜水につけておくと発芽率がグンとよくなります。是非、お試しください!!
だんだん発芽してきてはいるものの、まだまだ寂しいくらいです。早く大きくならないかな☆
いよいよ発芽もそろって、本葉もでてきました。
《♪栽培のポイントです♪》
本葉が2~3枚になるまでは水やりを控えるようにしてください!しかし、みつばは基本的にやや水けのあるところを好みますので水はきらさないようにしてあげてください。
みつばは、保水性の良い土壌が適しています。その点、今回使用した『プランター培土』(ISEKIのマークが目印です)は、保水性だけでなく、適度な排水性がありますので、いろいろな作物の栽培に適しています!!
一週間で見違えるほどに大きくなりました♪
本葉の枚数も増えて、日に日に葉を広げていくのがわかります。
きちんと筋蒔きにしたはずなのに、筋以外のところにも種が落ちていますね
この間よりは、ずいぶん大きくなりました☆
写真を見てもらうとわかりますが、『みつば』らしい葉が次々と出てきました!かわいらしいですね。
だんだん、プランター内の緑の部分が増えていますね。
本来なら、みつばは月に2~3回くらい液状肥料などで追肥をしないといけないのですが、ジックリ長く効く有機複合肥料入りの培土を使用したので、今のところ追肥の心配はありません!!
上から見た写真でよくわかりますが、本葉でびっしりになってきました。スーパーで売っているみつばより、どことなく丸みを帯びていますが、香りがすごいです☆☆☆
家庭菜園で栽培するみつばは、だいた15cm~20cmになったら、収穫時期になります。背の高さは、まだ2cmくらいです収穫できるのは、まだまだ先ですね
ずいぶん大きくなりましたね
葉も大きく広がりましたが、茎も伸びて10cm近くになりプランターが小さく感じるくらいです。
一見、『間引きはしなくていいの?』と思うかもしれないですが、みつばは独特な性質を持つ植物で混みあっていたほうが、みつばがやわらかくなっておいしくなるので、間引きは特に密な部分にだけに行うようにすれば良いと思います。
なんだか、だんだんみつばが森みたいになってきました。こんなに大きくなってくると、早く収穫したいものですが…まだ早いかな
《♪みつば栽培のポイントです♪》
みつばの種は好気性なので、種まきの際には覆土を薄くするように心がけてください。あまり厚すぎると発芽しない場合があります。
一回目の収穫
ずいぶん大きくなりました
写真を見るとよくわかると思いますが、だいぶ茎も伸びてきて葉が重そうに垂れ下がっています。
いよいよ、糸みつばの第1回目の収穫を行いたいと思います!もう1回収穫したいので、今回は株元2~3cmを残して収穫します。播種から約2ヶ月ではじめての収穫です。その間、追肥などは1回もしていません!! わたしもいろいろな本を参考にしていますが必ず「月に2~3回は追肥してください。」と書いてありました。 追肥しなくても香りもよく、おいしそうなみつばが収穫できるなんて、今回使用した『 プランター培土』の中に入っている有機複合肥料のおかげかな☆☆☆と思います。 皆さんも是非、使てみてください。
追肥
第1回目の収穫も終わり、「お礼」という意味も込めて追肥をしてあげたいと思います♪ 今回、追肥に使用するものは粒状肥料でもなく、液体肥料でもなく、『尿素』です。
~尿素の散布方法~
①、尿素を両手に軽く1杯(約100g弱)用意して、500mlの水でかき混ぜながら、溶かします。
※尿素は熱を加えなくても、かき混ぜるだけで溶けます。
②、①を10ℓ入るプラスチック製のジョロにいれて、水を加えます。
※尿素は100倍位に薄めて散布する。
③、プランター全体にジョロからまんべんなく散布します。
※尿素は万が一、手や皮膚についても害がないので安心して使えます。
尿素をあげて、約1ヶ月たちました。
まだ大きくなってはいませんが、前回収穫した切り口から新しい芽がでてきました☆
これから、もう一度収穫できることを期待してお水をたっぷりとあげたいと思います。
ニラと同様に、みつばは収穫のたびに追肥をしてあげれば2度の収穫が楽しめます!!
やっと、少しずつ芽が出てきましたね
前回の収穫時に残した茎は、すっかりと枯れて新しい芽がいっぱいになっています。2回目の栽培なので、芽はばらばらにでてきましたね~。
※水やりの注意
みつばは、本葉2~3枚までは水をやり過ぎないように注意しましょう。
間引き
見てください!! 大きくなりましたよね☆ 4日しか経っていないのに、こんなに大きくなりました!尿素が効いたのかな ???
※みつばの間引き
基本的には間引きは必要ありませんが、特に込み合っているところでのみ、間引いてあげましょう。間引きすぎには、要注意です!!
だいぶ背丈も伸びてきました。 今のところは、10cmくらいです。背丈が15cmくらいになったら、2度目の収穫をしたいと思います。
※みつばの栽培時期
みつばは3~5月の春まきと9~10月の秋まきで栽培できます。収穫時期は、春まきは6~7月に収穫でき、秋まきは10月中旬~ 11月に収穫できます!また、春まきしたものをその年は収穫せず根を充実させて何回が土を盛ってあげると「根みつば」も栽培できます。
収穫しました!! 大きさにして約15cmくらいです(左の写真)。
みつばは少しずつ収穫して薬味にも使えますが、今回はお吸い物にしたいと思います☆☆☆
最後に2度収穫できる作物は初めて栽培しましたが、元肥に入っていた有機複合肥料の肥効がゆっくり長く効くので、本来なら液状肥料などで月に2~3回ほど行う追肥はしませんでした!!皆さんも是非有機複合肥料のゆっくり長く効く肥効を実感してみてください。